【寄らなきゃ◯犯!?】カジリガメに寄らないは悪なのか(第二回)【環境考察】
どうもMOBAを5年くらい、細々やってるおしゃぱかです。
このブログでは普段、超初心者向けにポケモンユナイトのセオリーや
立ち回りを紹介、解説しています。Twtterで最新記事の更新アナウンスなどしているのでよければフォローしてください!
しばらくは現環境の中心であるカジリガメをテーマにいくつか環境考察記事を書いていく予定です。
普段とは違いある程度ポケモンユナイトをプレイしているプレイヤー(ランクマッチを解禁している程度)を想定しています。
勝率5割前後や5割未満の読者に向けた無いようなのでしっかり勝ち越せているプレイヤーはすでに意識している考え方がほとんどかと思います。
はじめたての超初心者の方もなんとなく目を通しておくといいかもしれません。
そしてこの記事はあくまで1人〜3人でパーティを組んだりソロでプレイしている前提の話をしています。
完全に意思疎通が取れるフルパの場合はまた話が変わって来ますからね。
普段はこんな記事書いてます
さて、今回はカジリガメについて語る環境考察第二回
「カジリガメに寄らないは悪なのか」
というテーマを全三回に分けて語っていきます。
この記事で語ること
- カジリガメってなに?←前回
- カジリガメに寄らないと利敵扱いの理由←今回はここ!
- カジリガメ論争の正解は?←第三回
カジリガメに寄らないと利敵扱いの理由
- 前回のおさらい
- ポケモンユナイトの本質
- 本当に重要なもの
- カジリガメに固執する危険性
前回のおさらいです
カジリガメを倒したチームが得られるものは大量の経験値+シールド獲得でしたね
経験値の獲得量はチームメイト全員がレベル1上がるくらい
タブンネで換算すると約17体分です。
この辺の記事詳しく知りたい方は前回の記事をご一読ください!
ポケモンユナイトの本質
さて、おさらいが終わったところでカジリガメの重要性について語っていきます。
カジリガメの重要性を語るのに外せないのがポケモンユナイトのゲーム性についてです。
ポケモンユナイトの勝利条件は10分間で相手より多くゴールポイントを獲得することです。
当然ゴールを狙えば相手は守ってきますし、ゴール内にいる限りHPが微回復しつづけるため
ゴールを守る相手を倒すには工夫してゴール外で倒す、圧倒的な攻撃力を身につける、
あるいは大人数で囲って強引に倒す、等の手段を講じる必要があります。
当然これらは相手チーム視点でも同じことが言えるため互いに利を得ようとすると
妨害目的の小競り合いやゴールやカジリガメを巡った5v5の集団戦が発生します。
そこで相手を出し抜くのに重要なのがポケモンの育成です。
ポケモンユナイトの育成システムは経験値によるレベル上昇のみであるため、
現状のポケモンユナイトはレベルをあげてステータス差で圧倒するゲームです。
そのため経験値が最も重要なリソースであると思われがちですが本質的には少し違います。
もちろん結果的に経験値が重要であることに違いはありませんけどね…
結論から言うと時間がポケモンユナイトにおいて最も重要なリソースです。
これは恐らくポケモンユナイトからMOBAをはじめた方にはピンときにくいかと思います。
他MOBAを経験したことのあるユナイトユーザーに質問です。
他のMOBAとポケモンユナイトには決定的に異なる点を一つだけあげるならばみなさんはどのような要素を選びますか?
-
点数式で勝敗を決めるところ?
-
midとjgが複合されてる独特のMAP?
-
お金の概念がない経験値オンリーのキャラ育成?
まあ、あげだすとキリがないわけですがたった一つ選べと言われれば私は迷わず
時間制限があることだと答えます。
時間制限が無く、拠点破壊を勝利条件とした他のMOBAでは耐えて耐えて育成差を埋めて大逆転!
という展開が往々にしてあり、
また醍醐味でもあるわけですがポケモンユナイトでは残念ながら耐えて1発逆転!!という展開はなかなか起きません。
制限時間10分で稼いだスコアで勝敗が決まるというゲームシステム上序盤に付けられた有利をくつがえす事は難しく、
唯一の逆転要素がサンダー取ってみんなで100点ダンク!500点取って勝ち逃げ!!
になるため勝っている側はサンダーを取られるリスクを避けるべきだと言われてたりします。
少し話がそれたのでここで一旦ここまでの話をまとめます。
- 唯一の育成手段が経験値獲得である
- 経験値獲得に最も効率がいいのは野生ポケモンである
- 対戦時間が10分であるためレベル差を埋めて打開するのが難しい
- 大きく逆転できる唯一の手段がサンダー
以上がポケモンユナイトというゲームの本質です
ゴールをするには守る相手よりも強くなければならない→レベルをあげるべし
攻撃力が高いほど野生ポケモンを手早く倒せる→レベルをあげるべし
有利であれば一発逆転を許さぬように強さを保っておかなければならない→レベルをあげるべし
不利であればサンダーを早く倒す、足並みの乱れた相手を倒すためにワンチャンスを掴める程度の強さが必要→レベルをあげるべし
レベルを上げれば取れる選択の幅が広がる=時間を有効活用しやすいって感じですかね。
ポケモンユナイトで勝ちに繋がる全ての行為はレベルが高ければ高いほど効率的に行えます。
カジリガメが大事大事と騒がれている理由がなんとなくわかりましたかね?
カジリガメ獲得=チームメンバー全員がレベル1UP
つまりチームレベルで相手より動きの幅が広がるってことですね。
そりゃ欲しいよねって話です。
本当に重要なもの
ポケモンユナイトの本質は
- 時間が大事
- 経験値が大事
- サンダーが大事
という話をしてきました。
序盤にいくら点数を稼いでも経験値獲得を怠り、レベル差がつけばいくらでも逆転できます。
ラスト2分間はゴールポイント2倍ですからね。
時間が大事なので点数も効率よく稼ぐべき
つまり、点数を稼ぐべきタイミングは1回のゴールで2倍の得点ができるラスト2分間
そしてラスト2分にはゴールの溜め時間を0秒にするサンダーが出現しているので獲得できればさらに時間効率につながりますね。
サンダーを手早く倒せれば、あるいは敵から奪うことができればさらに時間を有効に使えます。
そのためにはやはりレベルを上げるべしです。
あ、もちろんラスト2分間以外のゴールは狙うな!ってことじゃありませんよ!!貰えるもんは貰っとけ!!ゴールすると経験値ももらえる!
ポケモンユナイトはお互いのチームがいかに時間を有効に使えたか競い合うゲームだと思います。
そしてその結果を示すのがラスト2分間
ポケモンユナイトの試合は余程実力が均衡しない限り最初の8分で決まっている事が多いです。
だからこそカジリガメ1つとられて即降参なんてプレイヤーが多く存在するわけですね。(個人的にはサンダー取られるまでは諦めるなよ…と思いますけどね)
カジリガメに固執する危険性
さて、ここまでの話でなんとなく察すると思いますが
カジリガメが重要視されているのって要はコスパがいいからなんですよね
全員で囲ってカジリガメを獲得するのにかかる時間って一瞬ですよね
それで獲得できる経験値を他で補おうとしたら結構な時間がかかります。
例えば中央なら
敵のルンパッパとってバッフロンとってヘイガニ
上下なら一つも奪われずにビークインとミツハニーを倒す
この労力を一瞬で全員分達成できるのがカジリガメです。
もちろんその後のシールド押し付けゴールも強力です!!
さて、カジリガメの売りは個人的にコスパの良さだと思うわけですが
結構な頻度でランクマッチでみかける個人的に疑問のある行動があります。
明らかに不利な状態でカジリガメの前でにらみ合いを続けている場面ですね
こちらはもう前衛のHPが少なく明らかに戦える状態では無い、下手したら1人〜2人デスした状態
茂みも完全に制圧され相手は指をくわえてこちらの甘えた動きを待っている。
どう考えても亀のスティールは絶望的…それでもHPを回復するわけでもなく居残って結局カメを取られ
そしてゴールに押し寄せる敵から無理にゴールを守り全滅。結局ゴールも割られる。
結構見かけません?
これ敵も味方も結構やってて驚きます。
なぜ自ら不利を広げに行くのか?
きっと皆さんカジリガメは大事!!という言葉尻だけ捉えて命がけでカメを狙ってませんか?
カジリガメは経験値が大量にもらえる!!というところまでは合ってます。
しかしチーム全員の命と時間を投げ売ってまで獲得しに行くべきものでしょうか
もちろん1人2人の犠牲で上手くスティールできれば十分アドは取れるでしょう。
しかしそれもできる状況と出来ない状況があります。
不利を背負っている側のスティールはそもそもが分の悪い賭けです、
状況を確認して本当に狙える状況なのか一度冷静に考えてみましょう
- 味方とは息が合いそうか?
- 味方のHPやユナイトわざはあるのか
- 自分のユナイトワザやだっしゅつボタンはあるのか
- スティールを狙う場合自分の役割はなにか→トドメを奪う?相手の動きを止める?それとも揺動に徹して足並みを崩す?
他にも考えるべき要素は様々です。
当然はじめのうちはなんとなくスティールを狙って失敗したり成功したりで大丈夫です
ただ数をこなしながらもなぜ失敗したのか?なぜ成功したのか?しっかり考えてみて下さい。
そうするとだんだんスティールを狙う前に今の状況では成功できそうかどうかが見えてきますし、
逆にカジリガメを守る立場になったときに相手の狙いが読めるようになってきます。
対人戦のゲームは突き詰めると読み合いになってきます、
相手の思考を完全に読み切ってファインプレーできるとめちゃくちゃ気持ちいいですよ!
そしてどうも今回はスティールが厳しそうだというときには勇気を持って諦めてみてください。
そうすれば失うのはカジリガメだけで済むかもしれません。
少なくともカジリガメを取られてキルを取られてゴールも取られて…よりは遥かにマシです。
しっかり自陣の野生ポケモンを狩って最低限でもレベルを上げておけば次のカジリガメにチャンスが来ますし
はやめに諦めて相手がカジリガメをとっている間に最低限ロトムだけでもとっておけば被害はより減ります。
カジリガメもロトムも全て取られたとしても我々には最後の希望サンダーがいます。
極力デスを避け、最低限でもレベルを上げておけば今度こそ命を投げ売ってサンダーにつながるかもしれません。
失点を500未満に抑えておけばいくらでも大逆転できるのがサンダーでありポケモンユナイトです。
最後に
以上で今回の記事
「カジリガメに寄らないと利敵扱いの理由」
でした。
あれ、なんかタイトルのアンサーになってないな???
というかなんか次回の内容まではみ出してしまった気もする。
うーむ次回の内容少し考えねば
ということで次回の記事
「カジリガメ論争の正解は?」
をお待ち下さい
だらだら長くなってしまったので今回の記事の内容をひとことで説明すると
サンダーとカジリガメどっちが大事ですか??
かな?
それではまた次回の記事でお会いしましょう!!