美味しいハイボールの作り方3つのテクニック
今回の記事でとりあつかう内容
ハイボールを美味しくつくる黄金比
結論からいうとウイスキー1に対して炭酸水3、あるいは炭酸水4が美味しくハイボールをつくる黄金比と言われています。
そしてハイボールを美味しくつくるために重要な要素は他にも
などがあります。ここからは順を追ってそれらのハイボールを美味しくつくる方法をくわしく解説していきます。
ウイスキー選び
ハイボールはウイスキーと炭酸水を混ぜて作るため使うウイスキーによってかなり味が変化します。
今回は気軽に買えるハイボールにおすすめのウイスキーを3つ紹介するのでハイボール初心者の方は是非買って試してみてください。
1.サントリー角 ¥1300~¥1500 (700ml)
居酒屋の大定番!!我らが日本産、最も飲まれている国産ウイスキー、サントリーの角瓶です。
居酒屋でスタンダードなハイボールを頼むと出てくるのは大抵この角瓶のハイボール、いわゆる【角ハイ】ですね。
角ハイの特徴はなんと言っても癖のない爽やかな香りとドライな飲み口!晩酌にはもちろん食事にももってこいのオールラウンダー
ハイボール好きは常備しておきたい1本です。私もかなりお世話になっています。
それもそのはずこの角瓶、実はサントリーさんがハイボール専用にブレンドしているウイスキーなのです、流石の完成度ですね。
気をつけるポイント
欠点はハイボール以外の飲み方がおすすめできないところです。ストレートにすると味わいがほぼアルコールの刺激です…
是非ハイボールでお試しください!ハイボール専用ですからね。
こんな人におすすめ
ウイスキー感なんていらない!ひたすら爽快感のあるハイボールを飲みたい方におすすめです。
これぞ日本がほこるハイボール!!
2.ホワイトホース ¥800~¥1000 (700ml)
今回紹介するなかで個人的にイチオシの1本、王道スコットランド産ウイスキーのホワイトホースです。
特筆すべきはそのコスパ!!今回紹介する中では最安のウイスキーで、スーパーでよく見かけます。
味わいは若干アルコールの刺激こそあるもののまろやかでほんのり甘く飲みやすい。
それでいて香りはウイスキー独特のスモーク感のある、これぞウイスキー!!と言いたくなる絶妙なクセがあります。
ハイボールにしてもほんのり燻製のような香りが鼻腔をくすぐります。
気をつけるポイント
欠点はウイスキー慣れしていないと若干クセを感じるところ…ですかね。ウイスキー好きにはたまらないそのクセを愛せるかどうかです!是非お試しください
こんな人におすすめ
飲み口はドライで場面を選ばずに飲める1本です。
飲みやすいだけではない、わずかなクセを楽しめるウイスキー”らしさ”のあるハイボールを楽しみたい方に!!
3.ジム・ビーム ¥1500~¥1700(700ml)
世界一売れているバーボン、ジムビームです。
アメリカ生まれウイスキーであるジムビームの特徴はなんと言ってもバーボン特有のまろやかな甘さ、
バーボンウイスキーは原材料の51%以上がトウモロコシ由来なのでバーボンならではの香ばしさとまろやかな甘さが生まれます。
ジムビームはまろやかな甘さやトウモロコシの香ばしさだけでなくバニラのようなアロマ感のあるクリーミーな香りも特徴です。
おつまみには濃い味のものや脂っこいもの、揚げ物などがおすすめです。
気をつけるポイント
欠点は香りも味も甘く、ハイボールにしても食事には少し重めなところ…ですかね。ただ上にも書いた通り味の濃いもの、
ジムビームの香りに負けないものであればガッツリ楽しめます、それほどジムビームは甘い香りが強いのです。
こんな人におすすめ
アロマ感があり、おつまみなしでも飲み進められるので、女性やウイスキーに慣れていない方にもおすすめできます。
骨太なハイボールでリラックスしたい方は是非お試しください。
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コンビニで買えるハイボールにおすすめのウイスキー5選【1000円台編】
居酒屋より美味しいハイボールの作り方
ここから執筆者がいつも実践しているこだわりのハイボールの作り方を伝授していきます。
居酒屋ではここまで1杯1杯に手間をかけてつくれません…丁寧に手間をかけて作った方が美味しいのは当然!
少し手間はかかりますが一度試せば普段のハイボールとの違いがハッキリわかるはずです。
では解説していきます。
1.準備
まずは準備です。ハイボール好きの方、ビール好きな方は既にご存知かと思いますが、
炭酸の入ったお酒はキンキンに冷えていればいるほど爽快感があり美味しいですよね。
具体的にはまず
ウイスキーを冷やす
ストレートやロックなどでウイスキーを飲まず、ハイボール一択で飲まれる方は冷凍庫で冷やしてしまうのがおすすめです。
ウイスキーはアルコール度数が高く家庭用の冷凍庫では凍りません。一度お試しください。
炭酸水を冷やす
ウイスキーを用意したら当然相方の炭酸水も用意します。炭酸水はなるべく強炭酸がおすすめです。
保管は冷蔵庫をおすすめします。冷凍庫保管は凍ってしまいますし最悪破裂するためかなり危険です。
氷をたっぷり用意する
氷は家庭の製氷機でも問題はありませんが個人的にはコンビニやスーパーなどで買えるロックアイスがおすすめです。
純度の高い氷は溶けにくハイボールが薄まりにくいです。
おいしいハイボールづくりは準備から始まります。
しっかり温度を管理しておくだけで普段のハイボールが本当に美味しくなりますよ。
せっかく飲むならヌルいハイボールよりキンキンのハイボール!
2.作り方
ここからいよいよハイボールを作っていきます。手順を順を追って説明します。
グラスを冷やす
グラスいっぱいに氷を詰め込みます。
ハイボールのグラスは背が高めのものをおすすめします。
グラスに氷を詰め込んだらマドラー等でかき回し、グラスを氷で冷やしましょう。
グラスに霜がかかる程度を目安にかき回します。グラスも冷えていたほうがより美味しくハイボールが飲めますよ!
グラスを冷やし終わったら底に溜まっている水を捨てます。
ウイスキーを注ぐ
冷えたグラスにウイスキーを注いでいきます。黄金比のウイスキー1、炭酸水が3か4をイメージして分量を調整します。
グラスのサイズにもよりますが居酒屋チェーン等では1杯につきウイスキー30mlの計算で出すことが多いそうです。
いわゆるワンショットというやつですね。
ウイスキーをそそいだら再びかき回します。グラス、氷、ウイスキーの温度をなるべく均等にするためです。
30回程を目安にかき回せばある程度温度が均等になるかと思います。氷が減ってきたら足すのもOKです。
炭酸水を注ぐ
いよいよ炭酸を注いでいきます。繰り返しにはなりますがウイスキー1に対して3か4のイメージで注ぎましょう。
ウイスキー30mlの場合は炭酸水90ml~120mlですね。
大きなグラスの場合少しスペースが余ることもあるかと思いますが、その場合は次回以降量を調整していきましょう。
注ぎ方にもコツがあります。まずゆっくり注ぐこと、そして極力氷に当たらないよう注ぐことです。
勢いよく注いだり氷に当てながら注いだ場合せっかくの炭酸があっという間にぬけてしまいます。
最後のおまじない
炭酸を注ぎ終わったらそっと1回だけ縦かき回します。
ウイスキーと炭酸はかなり混ざりやすいので1回で十分です、
炭酸がぬけないようにそっとかき回す、美味しくハイボールを飲むおまじないです。
最後に
以上で美味しいハイボールの作り方は終了です!
今回紹介したハイボールの黄金比は一般的な指標として語られているものなので人によって濃い、薄い等満足できない方もいるかと思います。
そんな方はぜひ次回から自分だけの黄金比を目指して調節してみてください!
実際執筆者も気分で濃さを変えたりするので、あくまで基準の数字だということはお忘れなく!
濃さや炭酸の強さ、ウイスキーの種類や冷え具合、グラスの形等ハイボールを美味しくする要素はたくさんあるので自分だけの黄金比を見つけましょう
今回の記事は以上になります、お付き合いありがとうございました。